はじめに
こんにちは、くじらです。
今回は、条文でよく見かけるだろう、「又は」と「若しくは」の違い・使い分けについて、
分かりやすく・簡単に解説します。
理解する意義
条文の場合分けを、適切に理解して読むことが可能になります。
結論
意味
どちらも、「~か~か」という意味である(選択的な場合分け)。
使い分け
使い分けとしては、
「若しくは」が、より小さな場合分け。
「又は」が、より大きな場合分けに使われます。
具体的なイメージ
イメージとしては、
例えば「A若しくはB又はCのとき、●とする。」という文があったとすれば、
AとBは同等(若しくはで小さい場合分け)。
「AかBというまとまり」とCが同等(又はで大きな場合分け)。
補足解説
「並びに」「及び」
並立的な場合分け(~も~も)の意味で使われる「並びに」と「及び」の使い分けはどうか。
結論
「及び」が、より小さい場合分け。
「並びに」が、より大きい場合分け。
イメージ
たとえば「D及びE並びにFのとき、■とする」という文があるとすれば、
DとEは同等(及びで小さな場合分け)。
「DもEもというまとまり」とFが同等(並びにで大きな場合分け)。
おわりに
まとめると、
小さい場合分けをしているのは、「若しくは」と「及び」です。
(逆にそれを包括する大きな場合分けをするときは、「又は」と「並びに」。)
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