こんにちは、くじらです。
最近、ポータブルカセットプレイヤーを購入しました。スマートフォンやサブスク全盛の時代にあえてアナログに逆行する体験に、すっかり魅了されてしまったので、その感想をお届けします。
🎶 きっかけはWONKのカセット限定音源
私は、「WONK」というソウルとジャズを基盤に、メロウかつ時にアグレッシブな音楽を届けてくれるアーティストのファンです。
そんな彼らが未公開音源をカセットテープでリリースすると聞き、「これは買うしかない!」と即決。音源と一緒に、再生用のカセットプレイヤーまで手に入れてしまったというわけです。
📼「音楽を聴くぞ!」というスイッチが入る
実際に聴いてみて、まず思ったのは――
**「これはレコードに似ている」**ということ。
スマホで音楽を流すと、ついBGMのように“ながら聴き”してしまいますが、カセットには一手間かける操作感があります。
▶︎ 巻き戻し
▶︎ 再生ボタンのカチッという手応え
▶︎ A面B面の切り替え
こうした行動すべてが、自然と**「音楽をちゃんと聴く」という姿勢**に導いてくれるのです。
📡 ノイズすら“味”になるローファイの魔法
イヤホンで再生していると、「ビーッ」という小さなノイズがずっと流れていました。CDやサブスクと比べれば、音はクリアではありません。
でも、そのわずかなノイズが、かえってローファイで情緒ある世界観を演出してくれる。まるで、古い映画を観ているような、温かくて懐かしい音。
「これはこれでいい」
そう思える、音のスパイスでした。
🔊 音楽の楽しみ方は一つじゃない
音楽鑑賞にはいろんな方法があり、それぞれに魅力があります。
- 🎤 ライブ:身体で感じる唯一無二の体験
- 💿 CD:高音質と物理的所有感、クレジットも楽しめる
- 📱 サブスク:膨大な音源との出会い
- 🎶 レコード:ジャケットを手に取り、針を落とす儀式性
- 📼 カセット:情緒あるローファイな音と操作感
そんな中で、カセットは確かに特別な体験をもたらしてくれました。
🎁 おわりに
ローファイな操作感が、むしろ音楽と向き合う時間を豊かにしてくれる。
それがカセットテープの魅力です。
皆さんも、ぜひ一度ポータブルカセットプレイヤーで音楽を聴いてみてください。
きっと、いつもの音楽が、少し違って聞こえるはずです。
よい音楽ライフを。
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