【映画評】『漁港の肉子ちゃん』

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 こんにちは、くじらです!

 本日は、スタジオ4℃の長編アニメーション映画、『漁港の肉子ちゃん』を観ての感想を述べていきたいと思います。

  

 この映画は、「ハートフル」な作品であることはもちろんのこと、なんだろうな、『じゃりン子チエ』のような雰囲気をそこはかとなく感じる作品でした。

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予告編はこちら↓

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 ネタバレに気をつけて、簡単なストーリーを説明したいと思います。

まず主人公!

 まず、主人公は、上記の予告映像のサムネイルに映っているこの二人ですね。

 左が、きくこ。右が、きくこです、、、。

 

え、「どちらも同じじゃないか!」って?

 そうなんです。読み仮名はどちらも同じ「きくこ」なんですね。ややこしい!笑 

 ややこしい話をしましましたが、漢字は、左の少女が「喜久子」、右の女性が「菊子」です。

ここまでで、皆さんお気づきかと存じますが、題名にある「肉子ちゃん」とは、右側の、身体の大きな女性です!とても魅力的なキャラなので、あとでゆっくり説明しますね。なお、左の少女は、この通称肉子ちゃんの娘になります!

 ストーリーの展開としては、一人称は、肉子ちゃんではなく、その娘である通称「きくりん」(分かりやすいので、ここからしたでは、肉子ちゃんときくりん呼びでいきたいと思います。)になります

 なので、漁港に止めてある船に、肉子ちゃんと一緒に暮らしている、小学生の、きくりんの目線から、この漁港のある町と、そこにある小学校生活の模様が映し出されています。

肉子ちゃんのキャラ説明画像
INTRODUCTION|劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』公式サイト (29kochanmovie.com)
きくりんのキャラ説明画像
INTRODUCTION|劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』公式サイト (29kochanmovie.com)

おまたせしましたあらすじ(ネタバレなしです)!

 ある漁港に止めてある船に肉子ちゃんときくりんは暮らしています。

 肉子ちゃんについて

肉子ちゃんの人生は壮絶そのもので、その人懐っこい性格から、いろいろな土地でいろんな男に言い寄られてくっついては、だまされたり尻尾を切られる形で、お金を吸い上げられてしまいます。

 借金を抱えた肉子ちゃんは、なんとか一生懸命に働いて返済しますが、最後に好きになった小説家志望の男が、故郷に死にに行くと書き残して消えてしまいまして、その男を追って北上し、とある漁村の家をかったっぱしから巡りますが、見つからず。

 そして、肉子ちゃんは、この漁村で暮らしていくことにします焼き肉屋店主の「サッサン」に雇ってもらい、そこで働き生計を立てています。

きくりんについて

 ところできくりんはというと、この肉子ちゃんの娘であり、肉子ちゃんのことは大好きなものの、肉子ちゃんのそのお調子者キャラや一度見たら忘れられない体躯をクラスメイトに見られるのは少し恥ずかしい模様。きくりんは、町の小学校に通っており、友達であるマリアちゃんと仲がいいです。そして、ニノミヤという男子の独特な雰囲気と特徴に、興味を抱きます。

 そして、話が進むと、クラスの女子の雰囲気が悪くなり、それにきくりんとマリアちゃんは巻き込まれていきます。

 あらすじとしてはこんな感じです!ここからは見てのお楽しみですね!

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まとめ

声優が大竹しのぶさん!

なんと肉子ちゃんの声優が「大竹しのぶ」さんなんですね。とはいえ、言われないと分からないです。さすが名女優、声だけになってもその演技力は健在です!

 そして、映画の雰囲気も良いですね。

 ほのぼのとしているのに、キャラクターの個性があるので、そのほのぼのとした日常が、何かをきっかけにしてどこかすぐに瓦解してしまいそうなハラハラ感があります

 そして徐々に謎めいていた部分が明らかにされていくので、一種のミステリーとしてのワクワクもあり、途中で飽きがきません。

 あとなんといいましょうか。きくりんの体験を通して、小学生の頃の、一生「小学生」が続くと思っていることを前提とした「サバサバ感」といいましょうか。あれが感じれて懐かしいです。

 そして、なんといっても肉子ちゃんの愛嬌と、きくりんのツッコミセンスと、かっちゃんの人情といった、登場人物たちの魅力がすごいです!こればっかりは、見てもらわないことには伝えきれませんね!

制作スタジオはあのスタジオ4℃!

そしてもちろん、演出に関しても、スタジオ4℃さんの力作なので、『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』を観たことがある方は全く心配しておられないでしょうが、本当に作品の良さを引き立てており、違和感も感じさせず、この映画の魅力に最大にしています!

 以上、『漁港の肉子ちゃん』の映画評でした!

 気になった方は、ぜひ観てみてください!

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公式サイト→INTRODUCTION|劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』公式サイト (29kochanmovie.com)

【企画・プロデュース】明石家さんま
                ×
【原作】直木賞受賞作家・西加奈子
                ×
【アニメーション制作】 STUDIO4℃

STUDIO4℃ WORKS|漁港の肉子ちゃん (studio4c.co.jp)

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作品リンク↓

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