はじめに
こんにちは、くじらです。
「ポイント」とパーセント(%)の違いについて、解説したいと思います。
ポイントとは何か。
ポイントは、母集団が違う統計結果を比較するとき、その差を表す単位です。
どういうときに使われている?
ニュースでよく使われます。
例えば、ニュースキャスターが、「今回行われた世論調査によると、現政権への支持率は50パーセントでした。前回の調査時は60パーセントであり、10ポイント減少しました。」というように使われます。
使い分ける必要がある理由
なぜパーセントではなくポイントという単語が使われるのか。
それは、母集団が異なるからです。
それぞれ割合を求めた条件が異なるため、単純な比較ができないのです。
そのため、その比較は、パーセントではなく、ポイントを使って表します。
上記の例えに照らして説明すると、
投票した母集団の構成が、前回と今回とで異なっています。
ゆえに、これらの割合を比較するときは、パーセントではなくて、ポイントで表記します。
補足
統計学においても、このパーセントとポイントの使い分けは重要です。
テレビで使われるようになったのは、1990年代頃からという情報もあります。
終わりに
母集団の異なるデータを比較するときは、ポイントを使って表現しましょう。
上手に使いこなしてくださいね。
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