【ちょっとひと息】打上花火について(菊玉と牡丹玉の違いは?)

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打ち上げ花火の画像。 未分類

はじめに

こんにちは。くじらです。

 本日は、打ち上げ花火についてまとめてみます。

 打ち上げ花火の話題といえど、

その仕組みやら、これまでの進化やら、どこの開催地がすごいとか、色々考え得りますが、

今日は、打ち上げ花火の「種類」について、調べてみたいと思います!

間接引用元

https://livejapan.com/ja/in-tohoku/in-pref-akita/in-akita-suburbs/article-a3000201/ (花火の歴史について、より詳しく解説してくれています!!武士たちが花火を披露して、人気を博したとか、「へ〜!」と驚ける話も載っています!)

花火概説!

夏の風物詩といえば「花火大会」!
「花火大会」が夏の風物詩となったのは、江戸時代にさかのぼると言われているよ。
1732年(享保17年)の大飢饉でたくさんの餓死者が出て、さらに疫病まで流行った。
8代将軍吉宗が、これを悪霊のしわざとして、亡くなった方の慰霊と悪霊退散のために行った「水神祭り」で打ち上げられたことが、今の花火大会の元になったと言われているんだ。

https://blog.benesse.ne.jp/chu5/miraika/2021/08/fireworks.html

とのことです。

打ち上げ花火というのは、江戸時代から続く文化なのですね!

慰霊と悪霊退散が目的というのは、

中世という時代発祥の文化らしくもあり、お盆がある夏の風物詩として、どこか馴染みやすく感じますね🎵

また、武器に使われていた火薬が、花火へと用途を変えたという側面もあるようです。

なんてステキな変化でしょう。

日本煙火協会資料によると、戦国時代には、武将・伊達政宗や徳川家康が花火を観賞したという記録があるそうです。

https://halmek.co.jp/culture/c/entertainment/4816

あの戦国武将たちも、夜空を仰いで、花火に見惚れたのでしょうね。感慨深いですね🎵

打ち上げ花火の種類について

打揚花火の種類

打揚花火には普通、花火大会などで見られる夜もの花火と、
ドンドンドンと大きな音と煙を出す昼もの花火があります。
それぞれに特徴をもった昼と夜の代表的な花火をご紹介します。

昼もの夜もの
旗袋菊土星滝
旗袋土星滝(仕掛花火)
色柳牡丹大柳スターマイン
色柳牡丹大柳スターマイン
(連発仕掛)
煙菊柳椰子蝶々
煙菊椰子蝶々(創造花火)
雷小割
雷(5段)小割
ざっと挙げるだけでも、これだけ種類があるみたいです!
http://www.hanabi-jpa.jp/uchiage/structure.html

いろんな種類がありますね!

菊と牡丹は、何が違うのか。

という個人的興味について、深掘りしてみます!

菊と、牡丹、何が違う??

菊(きく)<割物> 
古くから日本にある伝統的な花火。星が尾を引きながら放射状に飛び散る姿が菊の花に見えることから「菊花火」との呼び名で親しまれている。花びらの先の色が変化する場合は「変化菊」と呼ばれる。

菊


牡丹(ぼたん)<割物> 
菊と同様に丸く、尾を引かずに光の点が広がっていき牡丹のような花を咲かせる。菊よりも光が鮮やかに出るのも特徴。火薬にマグネシウムなどを使った明るい種類を「ダリヤ」と呼ぶ。

牡丹
牡丹
https://hanabi.walkerplus.com/topics/article/1084540/
菊 画像提供:PIXTA

菊 画像提供:PIXTA

花火玉が円球状に開く割物は、日本の花火を代表する基本形。その割物の代名詞的な花火が「菊」で、火の花が華やかに開き、星が中心から尾を引いて広がっていきます。菊と並び、よく見る割物の花火としては、星が尾を引かずに飛び散る「牡丹」もあります。

https://livejapan.com/ja/in-tohoku/in-pref-akita/in-akita-suburbs/article-a3000201/

なるほど!

どうやら、「尾をひく」のが菊で、「尾を引かず光の点が広がる」のが牡丹(ぼたん)ということですね!

連続して見ると下図のようになります。色が出てからは下の牡丹と同じに点の集合体のように見えます。 
 
 
 
    
kikunomie.gif


botannomie.gif

http://www.japan-fireworks.com/catalog/kikutobotan.html

上が菊。下が牡丹です。わかりやすい!

それぞれの利点(菊と牡丹)

スターマインなどのように一度に大量の玉を打つ場合には、丸く開く花火の殆どは「牡丹玉」です(写真)。これは開花直後から時間差なく直ぐに発色するので、スピード感が問われるスターマインでは、最初からはっきりした色に発色するためにより鮮やかな印象を与えるためです。
 では「菊玉」はというと、単発打ちの場合、さらに単発でも7号以上の大きな玉に使用されることが多いようです。より鑑賞向きといったところでしょうか。それでは尺玉クラスでは牡丹が無いか?といえばそんなことはありません。号数が大きければ複数の芯を持ち、何度も変色をする凝った牡丹が可能です。
 また、ハートや星型、魚など夜空に色々な形を描く、型物花火には必ず牡丹星が使われます。

http://www.japan-fireworks.com/catalog/kikutobotan.html

菊の尾を引く姿は、やはり変化があり美しく私も感じます。

ゆえに、菊が鑑賞向けというのは納得できる方は、このブログを見ている方にも多いのではないでしょうか。

しかし、牡丹玉にも利点があり、それは開始直後から色が出せるのです。ゆえに、何発も被せるように次々に打ち上げるような場合(スターマイン)では、そのすぐに鮮やかな発色をする性質を活かし、迫力を出しているわけですね。

こういうことを知ると

、花火を「いつ」「どのように」打ち上げるのかを考えている人は、我々花火を楽しむ鑑賞者がより打ち上げ花火を味わえるように、構成を考えてくれているのだろうなと、

「ありがたや〜」ってなりますね♪

ーーー

上が菊の花。下が牡丹の花

こうしてみると、

菊の外に向かって開いている姿と、牡丹のふぁさふぁさっと上から見たら花弁が積み重なるようにしている姿が、花火のそれに似ていますね!

そのほかの種類について

皆さんの中には、「猫のような柄の花火」をみたことがある人も、多いのではないでしょうか。

どうやら、猫や土星、蝶など、これらは「型物(かたもの)(花火)」というそうです。

猫とかの柄がついてる花火って、「型物花火」というらしいだけど、あの型物、これまでみたことない柄でとても綺麗だったね〜!」

なんて、通っぽい花火談義ができるかも!(笑)

あと、「スターマイン」というのも、連発して仕掛けられた花火という、花火の一つの種類なんですね!私も初めて知りました!

終わりに

江戸時代から続く「打ち上げ花火」について、今日はまとめてみました。

こうした知識というのは、持っていなくとも花火は楽しめます。

しかし、持っていると、より花火を楽しむ行為に奥行きが出るというか、そんな気がします。

この記事を見ている方は、打ち上げ花火に興味がある方だと思います。

次の夏、

「あ、これは綺麗な菊玉だ」なんて呟いていただけると、嬉しいです🎵

よければ他のブログ記事もご覧ください!

では皆さんも良い花火ライフを!

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